買った本

つまらないわけではないのになかなか読書がはかどらない本が多くて困っているときに、買わずにはいられない本が出るのはどうしたものか。

巨船ベラス・レトラス

巨船ベラス・レトラス

昨日の新聞に広告が出ていたのだから、新潟でも今日には入荷されているだろうと思ったら、店頭に並んでいた。筒井康隆の非SF作品では『大いなる助走』をもっとも愛するオレが、現代版『大いなる助走』とみずからが位置づけているこの作品を買わない理由はまったくない。本人のブログで「20日発売」と告知されていたのだから、新潟に入荷されるのは来週後半だろうと思っていたのに、もう店頭に並んでいた。どうしてくれる。

Le Spleen de Tokyo更新

最初のエントリーが異様な反響を呼び起こしてしまった"Le Spleen de Tokyo"ですが、2回目のエントリーを投稿しました。今回はサブカル系、人文系の批評家を紹介する"Critiques japonais"のコーナーで、東浩紀を取り上げました。例によって、フランス語版が掲載されるまでには少々のライムラグがあります。
http://bonzour.fr/blogs/spleendetokyo.php?itemid=48
できれば『ゲーム的リアリズムの誕生』が出版される前にアップしたかったのに、完全にタイミングを見誤ってしまいました。まあ、純然たる人物紹介に徹した文章なので、前回のような騒ぎにはならないと思います。お時間がありましたらお読みください。