ラップ療法

昨日、皮膚科に行く。ストレス性の皮膚炎ではないかとの診断が下される。東京から新潟への急速かつ不本意(まだこだわっていやがる)な生活環境の変化は、意外とストレスになっているのだろうか。過敏性大腸炎も、治まりそうで治まらない。実家に一週間以上もいるのなんて、高校を卒業してから初めてだもんな。
病院では上半身全体に膏薬を塗られ、その上からラップを被せられる。こうすると膏薬が効率よく吸収されるとのこと。医師から説明を受けたときは気持ち悪そうだと思ったが、いざ被せられるとそれほど不快でもない。「痒いところに薬を塗っても、つい掻いてしまう」というひとは、この療法を試してみるとよい。

木阿弥ですぜ

医療関係の話題を書いていたら、入院していた病院からオレのアパートまでタクシーで移動するさい、かならず木阿弥医院という病院の前を通ったのを思い出した。どんなに治療したところでもとの木阿弥というわけで、病院の名前としてはあまりにも不適切な感じがするが、院長が木阿弥妙子さんなのだから仕方がない。しかし彼女は開業するさい、もう少し病院らしい名前にしようと思わなかったのだろうか。それとも木阿弥家によって代々受け継がれている病院なので、変えるに変えられなかったのか。「こんな名前だから医院が流行らんのだ!」と絶叫する糸色命先生と同じような気持ちを味わっているのだろうか。