リズム、メロディー、ハーモニー?

プレイズYMO(初回限定生産)

プレイズYMO(初回限定生産)

アトム・ハートによるYMOのカバー集。評判だけは以前から聞いていたのだが、これは素晴らしい。
ところでこのアルバムを「YMOの音楽にこんなにラテン的な要素があるとは気付かなかった」と評するひとがいるが、拍さえ合っていればどんなメロディーにどんなリズムを乗せるのも可能なのであり*1、リズムと音色が「それらしい」感じなら、ほかの要素とは無関係に「それらしく」聴こえるのではないか。とはいっても音楽的に面白く聴かせるには、かなりのセンスと技倆を必要とするわけだが。このアルバムはもちろん合格。

*1:これはリズムマシーンの普及がわれわれに与えた、ひとつの見識である。

情報社会の自由を考える:総論〜多元的社会と環境管理〜

http://www.glocom.ac.jp/j/news/iecp/seminar/index.html#010502
取材で参加。民間企業にすぎないGoogleが情報産業のイニシアティブを握っていることへの恐怖が、おもに年配の参加者から語られていた。しかしたとえば練馬区民であるオレは、西武鉄道という民間企業に生活パターンと人命のかなりの部分をゆだねているわけで、これ較べれば、Googleに情報を操作されることなどいかほどのものか、という感じがする。それに公共性を持った事業を展開を展開している企業は、よほどのことがなければユーザーをないがしろにするようなことはしないはずだという楽観論がオレのなかにはある。
あー、この先は原稿で書く。