「死ぬのがコワイの 生まれた時からコワイの」

合本 真夜中の弥次さん喜多さん

合本 真夜中の弥次さん喜多さん

これはすごい。映画化されるのを機に、1年前に買ったまま放置していたことを激しく後悔する。この傑作に関していまさらオレが付け加える言葉もないが、しりあがり寿もまた死に対するパラノイアックな恐怖が創作の原動力になっている作家なのだろう。たとえばエドガー・アラン・ポーのように。

発泡美人

サッポロの「畑が見えるビール」が旨い。最近は、毎日のように呑んでいる。普通の麦酒よりはやや値段が高めだが、それだけの価値はある。発泡酒というやつがどうにも苦手で、どれだけ生活レベルが下がっても、麦酒を発泡酒に切り替えることだけは避けたいと思っているオレとしては、こういう「ちょっと高いけど旨い麦酒」が増えるのは嬉しいことこの上ない。景気が回復しているのか何なのか知らないが。