大状況と個人
ユナイテッド・シネマとしまえんで「ホテル・ルワンダ」を観る。ルワンダ虐殺のような事実関係の錯綜した事件を取り上げるのに、全体を描くのではなく、個人(しかも民間人)に焦点を当てるのは、映画の作りかたとしては正しいのかもしれない。しかしもとの事件を知らないひとが映画だけを観ても、「ちょっといい話」として感動してそれでおしまい、になりかねない。この映画を観て、「なんだってこんな悲劇が起こってしまったのか」と関心を持ったひとは、原作もぜひ。
- 作者: フィリップゴーレイヴィッチ,Philip Gourevitch,柳下毅一郎
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http://d.hatena.ne.jp/yskszk/20030711#p2
http://d.hatena.ne.jp/yskszk/20030713#p1
それにしても当時のオレの文章は暑苦しい。まあ、それだけパワーがあったということなのだろうな、30代も前半だったころは。
本日のお買い物
- 作者: 木原善彦
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http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060215/ufopomo
限界の近代・限界の思考 〜境界の正当性を巡って〜 - MIYADAI.com Blog
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=326
という、読者層が重なるのか重ならないのかいまひとつ判然としないふたつのブログで褒められていたので購入。読者層(あるいは価値観)が重なるのか重ならないのかいまひとつ判然としない複数のひとが褒めているのが、オレが何かアクションを起こすときのきっかけになりがちである。これすなわち、主体性がないともいう。