「どうも鈴木です。お久しぶりです」というサブジェクトのアダルト系のSPAMメールを受け取る。オレだって鈴木だよ。自分の背中を自分で刺したかのような気分になる。もっと珍しい苗字のひとは、より複雑な感情を覚えるのだろうが。
「平凡な駄猫こそがかわいい」と書いたのは内田百鬼園先生であるが、これはまったくその通りである。今日、睡眠薬の効き目が切れていないままで近所の電気店や金網店をうろつき、電気店のひとにテレビの修理を頼み、「ああ、ようやく直った」と窓を数センチ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。