今年のベスト3

なんぞを選ぶ季節になってきたので、自分も読書部門で参加する。

先生とわたし

先生とわたし

星新一 一〇〇一話をつくった人

星新一 一〇〇一話をつくった人

えーと、おしまい。ほかにも面白い本がなかったわけではないのだが、上の2冊に較べるとどれもどうにも見劣りがする。なおこの2冊(というよりも星新一由良君美)の共通点についてはすでに書いたので、繰り返さない。
そんなわけで思い切りルール違反になるのを承知の上で、
萌野 (1973年)

萌野 (1973年)

を挙げる。オレと2歳しか年齢が違わない大岡萌野嬢がいまどこで何をやっているのか、自分の名前に冠され、おまけに長篇小説のタイトルにまでなり、さらにはその発音をめぐって父と祖父が義絶する寸前にまでなった「萌」という漢字にオタクたちが特殊な意味を附与している現状をどう考えているのか、機会があったら知りたいものである。