漫画の日

世間的には水曜日だが個人的には日曜日なので、漫画を読んですごす。

さよなら絶望先生(9) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(9) (講談社コミックス)

祝、アニメ化。
久米田康治の絵は女の子の私服がかわいいのだが、「絶望先生」は学校内の話が多いので(教師が主人公なのだから当然か)、制服が多くてちょっと物足りない。
といったことをネットで書くと、単行本の「紙ブログ」で「そうやって『改蔵』のほうがよかったといっているあなたたちは、あの作品が打ち切りにならないために何の努力をしたのでしょうか」と怒られるのだろうけど。あとは講談社漫画賞の二次会に出るのが嫌で生前葬を挙行する気持ちは判る。オレも自分よりはるかに「格上」のひとが目の前にいるとどうしたらいいのか判らなくなって、あなぬことを口走ってしまうタイプだからな。
ホタル ノ ヒカリ(9) (KC KISS)

ホタル ノ ヒカリ(9) (KC KISS)

表1折り返しの作者本人からのメッセージに書いてあるのだから、ネタバレしてもかまわないかと思いきや、漫画の表1折り返しなんてのは普通は立ち読みできないのだから避ける。
それにしても男性向けの漫画は刊行ペースに間が開いても話についていけるのに、女性向けだと途中で何が何やら判らなくなってしまう。
これは前者がひとつの目的=結末(エンド)*1に向けて一直線に物語が突き進んでいくのに対し、後者では目的=結末(エンド)から逸脱した心理描写や細かなエピソードが重視されるからだろう。
さて、これからも未読作品を消化せねば。

*1:こういう言葉遣いはあきらかに高山宏からの影響だ。