まさにチャイルド・アビューズ

昨年末に生まれた娘さんのすがたを拝みに、目黒区のKさん宅へ。
生後4ヶ月の赤ん坊はじつにはかなげな存在であり、自分の力ではほとんど何もできない。ほぼ同じ体重の持ち主であるうちの駄猫と闘わせたら、愛らしさ以外のあらゆる分野において駄猫が勝つ。これがあと20年も経てば詩作を棄てて貿易商になったり、「歌舞伎町の女王」を自称するのだから不思議である。相手がまだ物心ついていないのをいいことに、応用の利く言語だからラテン語を学ばせようだの、出版業界だけには進ませないようにしようだの、好き勝手なことを口にする。まさしくChild Abuse(児童の濫用)ならんか。