新聞とテレビ

札幌在住の大学時代の友人が東京に来ているので(もともと実家が都内なのだが)、久しぶりに会う。16:30という微妙な時間帯から軽く呑みつつ雑談。わりと珍しい資格を持っているので、メディアから取材を受ける機会が多いが、いちばん反響があったのは地元の有力紙の文化欄に登場したときとのこと。
オレの日記も「クセナキスMIDIファイル」というキーワードで定期的に検索されているが、これはクセナキスの「シナファイ」が「世界でもっとも演奏が難しいピアノ曲」として民放のテレビ番組で大きく報道されたからのようだ。「ネットは新聞を殺すのか」なんて議論が盛り上がっていた時期があったけど、一般レベルでは新聞、テレビの影響力はまだまだ見逃せないのだなあ。
それにひきかえIT関係の書籍や雑誌は、すっかり「ネットですでに話題になっているもの」を再確認するための手段になってしまっている。