デモテープブログ

http://d.hatena.ne.jp/kataru2000/20050707#p1
自分の本が褒められたからといって嬉しそうにリンクする(しかもはてなダイアリー限定!)のは恥ずかしいかぎりの振る舞いで、もうやめたいと思っていたのだが、

同じ話題であってもブログの方は宅録デモテープ、本の方はスタジオでエンジニアを交え作った本チャン、くらいの違いがちゃーんとあるのであった。

が心に残ったので、取り上げざるをえない。
いま現在、Atahulpaの「いいコラムや小説を書きたいなら、まずブログはやめたほうがいい」という文章がはてなブックマークで話題になっているが、オレはデモテープを作るようにブログを書いている。そんなものをなぜ公開するのか、と言われても困るのだが、「不特定多数のひとに公開することで、さまざまな反応が得られ、『本チャン』での方向性が定まる」という、いかにも公式見解めいたことをここでは書いておく。
まあ、これは「ブログがきっかけでプロになったわけではないが、ブログを熱心に更新しているIT系ライター」という、いささか特殊な立場の人間の見解にすぎない。IT系ではない分野で活躍しているひとや、「ブログを書けばプロになれるかも!」と本気で信じている若いひとは、まったく違う態度でブログに臨んでいるのだろう、たぶん。