ヘタレ受け

げんしけん(6) (アフタヌーンKC)

げんしけん(6) (アフタヌーンKC)

ラブやん(5) (アフタヌーンKC)

ラブやん(5) (アフタヌーンKC)

どちらも「第一部・完」というか、これまでの設定に愛着のあった読者を突き放すような話になっているのは偶然か。
げんしけん」、コスプレ話の第31話よりも斑目の微妙な心理的屈託を描く第32話のほうが面白く読め、オレにとってこの漫画はあくまでも学園ラブコメなのだよな、と思ったのだが、荻上が笹原と斑目を対象に腐女子妄想を繰り広げる第34話で不覚にも爆笑してしまい、すぐに前言を撤回する。結局は自分がそれなりに詳しい*1世界だと楽しめる、という凡庸な結論にしかならないわけか。
ちなみにとあるひとに言わせると、オレはどこからどう見ても典型的なヘタレ受けらしい。そりゃそうだよな。

*1:詳しいといっても知識があるだけで、実際にそうした文化圏と接触があるわけではないのだが。