ルイス・キャロル・シンドローム

ヒギンズ・シンドロームはしかしながら、さほど大きな問題ではあるまい。むしろわれわれが真に恐るべきなのは、ルイス・キャロル・シンドロームなのではあるまいか。「ボッ、ボッ、ボクはキッ、キッ、キミだけのために物語を書いたんだよおお」と言われて、「引かない」女性がいたとしたら、むしろそのほうが不気味なのではある。ああ、ビクトリア王朝の禁忌と欲望!
調子に乗って、またもやつまらないことを書いてしまった……。