右翼と皮肉

charlieこと鈴木謙介氏が出演するNHK特報首都圏「『ブログ』ブームでネットが変わる」を観る。内容はともかくとして、高齢者やNHKのアナウンサーが「ブログ」を「左翼」や「右翼」のようなイントネーションで発音するのに対して、charlie氏をはじめとする若手ブロガー(笑)が「寡黙」や「皮肉」のように発音していたのが印象に残る。こんなことを気にしながら番組を観ていたのはオレだけかな、と思っていたのだが、いろいろなひとのmixi日記で「NHKのアナウンサーの『ブログ』のイントネーションが気になった」という書き込みが目立った。そもそもcharlie氏本人のブログがこの問題に触れている。ちなみに「ブログ」のイントネーションに関してはid:yukatti:20041217#1103280915で仔細に考察されているので、興味のあるひとはそちらを参照してほしい。ちなみにオレは「右翼」ではなく、「皮肉」派である。

あとは今後は、ブログをマーケティングの手段として捉えるひとと、マーケティングとは無縁のところで好き勝手なことを書くひとの乖離がますます激しくなるのだろうなあ、と痛感。ここでもブログを「新しいマーケティング手段」として持ち上げようとしているNHKサイドと、「そうじゃないところにブログの価値がある」とするcharlie氏のすれ違いが目立ったのであった。