善意の第三者

id:kanose:20041120#daisansyaより。1日に2回も加野瀬さんのはてなダイアリートラックバックを送るのは何やら粘着めいているが、そんなことはともかくとして、オレは学生時代(15年ぐらい前?)から「善意の第三者」という言葉を知っていた。もっともオレは、法律について真面目に勉強していたわけではない。当時の岩波文庫のしおりに『広辞苑』に載っている珍しい用例に関するコラムが載っていて、そこで取り上げられていたのだ。「善意」は法律の世界では、こういう意味で使われているんですよ、といった感じで。しかし岩波書店がわざわざ「珍しい用例」として取り上げているくらいなのだから、「学校に通っていれば当然勉強している」とは言えないだろう。

とかいいつつ、オレも「『シニフィエ』とか『シニフィアン』とか、人文系の学部に通っていたのなら知っているだろう」と過去に発言していたかもしれない。あ、もとの文章を書いたひとも、そのくらいのニュアンスで「学校に通っていれば当然勉強している」と書いたのかもね。