小説が読めない

id:ueyamakzkさんのコメント欄でも発言したが、最近、精神的・時間的に余裕があるときでないと小説を読む気がしなくなっている。ノンフィクションや評論なら、どんなに難解な内容でも「平熱」で読めるのだが、小説は「熱」が高まらないと、手に取る気がしないのだ。批評家気質の強い「自称読書家」は、ある一定の年齢を過ぎると、小説の面白さを素直に享受できなくなるのかもしれない。

追記:ちなみにオレは高校・大学のころはけっこう素直な「小説好き」で、純文学からミステリまで、年間3ケタの冊数は小説を読んでいました。ところが30歳をすぎたあたりから、よほど面白いものでなければ、最後まで読み通すのが面倒になってきたという。