ホモセクシュアルで共産主義者

ロラン・バルトのいとこ

バルト家におけるロラン爺ちゃんは、津島家における太宰治というか、坂口家における安吾のような存在なのだろうか(もっとも津島家は、太宰の名声を上手に利用しているのだが。わざわざ「作家『太宰治』長女園子とパリにて結婚」と書くあたりが、どうもね)。

ちなみに上記のブログを作っている下澤和義さんは以前、ライコスダイアリーでサブカル寄りのなかなか読み応えのある日記を書いていたのだが、ライコスインフォシークに吸収合併された際に自然消滅。どこかで日記を再開してくれないものかとひそかに思っていたので、非常に嬉しい。おまけにはてなダイアリーに支店も作っている。単に日記のタイトルをフランス語にしているだけのひと(と、他人事のように書いてしまったが、よく考えればオレもそうだ)も含めれば、「はてな」にはそれなり数のフランス文学語学関係者がいることになる。そろそろ「はてな仏文科」というリンク集でも作れるのではあるまいか。