これぞヒヒョー

パオロ・マッツァリーノ反社会学講座』(イースト・プレス[amazon]が届く。そう、これ。これこそ真に批評的な知性の産物なのよ。しかしながらリテラシーの足りない読者によって「溜飲を下げる」ための道具として読まれそうな危険が、ないわけではない。この著者はまっとうな社会学者や、まっとうな「進歩的知識人」を、おそらくは愛している。だからこそすっとこどっこいな社会学者やとんちんかんな「進歩的知識人」を揶揄せずにはいられないのだろう。