WinnyBBS

今日売りの「AERA」に、Winnyに関する記事が載っていた。Winnyはファイル交換機能よりもBBS機能のほうが重要だとする論旨。これはこれで正しいのだが、P2Pを使った掲示板がが2ちゃんねる以上の無法地帯になりかねないのを恐れているのは、過剰反応なのではないだろうか。

オレはWinnyBBSを数度しか覗いたことがないのだが、2ちゃんねるとは比較にならないほど「まったり」したコミュニティーが、そこにはあった。雰囲気としては、いい感じに盛り上がっているときの「はてなダイアリー」のコメント欄や、「まちBBS」に似ている。それを「個人情報だだ漏れ、誹謗や中傷も何でもOK」であるかのように報じるのは、何らかの「意志」が働いた結果ではないかと疑いたくもなる。

最後の段落でWinnyBBSの肯定的な側面に触れていたのは、何らかの「意志」に対する記者の精一杯の抵抗なのか、それとも「建前としては、両論を併記しておかないと示しがつかないよね」と思ったからなのか。