2004-03-21 転校生 NHKアーカイブスで「なぞの転校生」を観る。転校生はいわば、子供たちが最初に出会う「他者」であり、だからこそ多くのSF作家はジュブナイル作品で、一度は「転校生もの」に取り組むのではないだろうか。小泉文夫の『音楽の根源にあるもの』(平凡社ライブラリー)[amazon]にも、「他者」としての転校生とわらべうたをめぐる刺戟的な論考があった。 それから池辺晋一郎のフュージョン調のBGM(単にフェンダー・ローズを多用していたから「フュージョン調」と感じただけなのだが)も、程よくへろへろしていて、楽しく聴けた。