カネと気鬱

カネがないという理由で誰かのリクエスト(誘いなり、お願いなり)を断るのは何とも気鬱な事態である。気が進まないから断っているわけではなく、本当にカネがないのだよ、こちらには。しかしそうやって「カネがない」と繰り返していると、自分がいろいろな意味で惨めな人間になった気がして、ますます気鬱が嵩じるのであった。