戦国大合戦

目が醒めてから「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」[amazon]を観る。発想そのものの斬新さでは「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」[amazon]には及ばないものの(そもそもあれを超える発想など、滅多に生まれるものでもない)、ストーリー展開に無理がなく、最後まで一定のテンションを保ったままで観られる点では、「オトナ帝国の逆襲」よりも上か。

戦国時代が舞台なのに残虐な殺戮シーンがないのは「子供向け」という制約ゆえなのだろうが、だからこそラストシーンの悲劇がよりいっそう際立つ。「今回は泣かねえぞ」と思いながら観ていたのだが、やっぱり泣いてしまった。それからダンス☆マン詞作曲のエンディングテーマが絶品。これもまた必見の映画であろう。