死んで貰います

夜中に「昭和残侠伝 死んで貰います」を観る。途中からとにかく泣けてきて困った。脅しと暴力と金銭欲だけで形成された上下関係には嫌悪しか感じることができないが、精神的な信頼にもとづいた厳格な人間関係を見ると、「ああ、オレのこれまでの人生にはこれが欠けていたのだよなあ」とため息をつきながら涕泣してしまうのである。そんなオレはアホなのかな、アホなのだな。