3月19日のbk1

bk1からどしどしと注文した商品が届けられる。コンビニあと払いなので多少は待っても良さそうなのに、即日に支払うオレの小心者(はたまた太っ腹)っぷりに乾杯! まだ読みかけの書籍が10冊ほどあるのだが、そんなことはどうでもよろしい。

パレスチナ・ナウ―戦争・映画・人間

パレスチナ・ナウ―戦争・映画・人間

パレスチナ問題について語っている日本の人文系の研究者なら、四方田犬彦しか信頼できるひとがいないので購入。ジョー・サッコの『パレスチナ』(ISBN:4900963372)ではまだ物足りないひとにはお勧め。
貴志康一 永遠の青年音楽家

貴志康一 永遠の青年音楽家

ウェブ上ではそこはかとない付き合いはあるが、実際に会ったことはない毛利眞人さんの初の単著。貴志康一に関しては柴田南雄が否定的に言及していたので、かえって興味をそそられていたのだ。柴田のように情念よりも知性を重んじる批評家にとって、貴志の演奏スタイルは受け入れがたいものだったろうだろうが。
キーボード配列QWERTYの謎

キーボード配列QWERTYの謎

これこそ今日購入した書物のなかでは本命中の本命。詳細に関してはわが畏友、高橋征義くんのレビューを参照のこと。QWERTY配列に関する俗説を排しているとのこと。アマゾンのカスタマーレビューで「資料をまとめただけで独自の考察に乏しい」とあったが、「資料をまとめただけ」でも結構な手間がかかるのだよ。
いずれにしてもじっくり腰を据えないと読みこなせないものばかりである。しかしこれらの本は四方田犬彦を除けば、多かれ少なかれはてなダイアリーとかかわりがあるのだよな。

余計なお世話

「こくほ」から封筒が届く。来月から「特定健康診査」「特定保健指導」なる制度が始まるとのこと。この制度のもとではあらゆる成人は生活習慣に関する情報を役所に提供する必要があり、「生活習慣の改善の必要性が高い人」(強調は原文ママ)には「積極的支援」が実施されるそうだ。「支援」というと聞こえはいいが、国民の生活を監視する制度だとしか思えない。長生きと健康に狂ったように執着しているひと(にかぎって、あっさりこの世を去ることが多いのだが)ならともかく、それ以外の人間にとっては余計なお世話でしかない。
あとは15歳以下と60歳以上の医療費は原則として無料にしたらどうだ。防衛費とかいうくだらないものを削減すれば、簡単に実現できると思うのだが。