今年は

  1. 佐藤卓己八月十五日の神話
  2. 増田聡/谷口文和『音楽未来形』
  3. 西牟田靖『僕の見た「大日本帝国」』
  4. 北田暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』
  5. 森健『インターネットは僕らを「幸せ」にしたか?』

が最後まで読み切った書籍で、かつ今年に出版されたもののベスト5であった。「今年に出版されたもの」に限定すると、いきなり候補が少なくなってしまう。奥泉光『モーダルな現象』も面白かったのが、これは小説なので別枠扱い。むかしはこの手のベストを選ぶとき、「小説ではないので別枠扱い」にしていたのに、いつの間にこんなにフィクションを読まなくなってしまったのだ、オレは。
しかしまあ、見事に誰でも読んでいそうな本しか読んでいないよなあ。