インターセクシャル
六花チヨ『IS』(ISBN:4063404609,ISBN:4063405214,ISBN:4063405494)を読む。両性具有だの半陰陽だのと呼ぶと、澁澤龍彦めいたロマンをうっかりたぐり寄せてしまいたくなるが、もっと地に足の着いた視点から描かれた性的マイノリティーとしてのインターセクシャルの物語。抜群に上手いわけではないが、作り手の誠実な姿勢が伝わる。
非モテ/文学/社会学
http://d.hatena.ne.jp/kica/20050718#1121679819
当事者でもないのに口を挟むのも烏滸の沙汰だが、文学よりも社会学のほうがモテるという言葉には、何がしかの真実が含まれている気がしなくもない。