FlowerLounge『音故知新』

昨日の「ユリイカ」のトークショーではじめてお会いしたFlowerLoungeさんの初CD。「音楽を作る」ことより、「音をいじる」のに興味があった10代のころの自分を思い出す。あ、もちろん「『音楽』としては評価に値しない」と言いたいわけではない。ネタに頼らず、きちんと「オンガクしてる」曲も充分に面白い。
一般の店頭では販売されていない完全自主制作作品だが、
http://www.flowerlounge.com/archives/000378.htmlから購入、およびダウンロード可能なので、興味があるひとは聴いてみよう。オレのレビューだけでは何がどう面白いのか判らないひとは、白田秀彰、増田聡両氏のレビューを併読するのをお勧めする。

しりあがり寿『方舟』

方舟

前半は「シリアスな話にしよう」と意気込むあまり、ちょっと空回りしている感じがしたのだが、後半は惹き込まれる。劇画調の絵ではないからこそ、シリアスさが増すというか。

神田系

「ユリイカ」のトークショーの感想リンク集をたどってid:konkonholic:20050430#p1を読んで、ちょっと驚く。

本編とは関係無い感想としては、トークショーの開始前に本読んでる人、多っ！ 引き カルチャーショック受けました。秋葉系とかに匹敵する感じ・・・なんてのは酷すぎるか・・・。何というか、こう、神田系。

トークショーにかぎらず、何かのイベントがはじまる前に暇つぶしがてらに本を読むのは、わりと当たり前の光景だと思っていたのだが……。オレのほうがカルチャーショックを受けてしまったよ。