亜美たんハァハァ

阿部和重グランド・フィナーレ』(ISBN:4062127938)読了。駄目な男がひたすら駄目になっていって始末に終えなくなる阿部作品にしては珍しく、希望があるというか、どことなく明るい結末。いかにもゲンダイブンガクっぽいゲンダイブンガクに免疫がないひとにも、これなら薦められるかも。ちなみに亜美と麻弥*1のモデルが辻加護だとするのは俗説とのこと(id:ozaken:20050208参照)。

なんか、まるで内容のない文章だけど、あとでちょっとずつ加筆するかも。

*1:しかしこのふたりのネーミングがいかにも80年代ロリコン文化めいているのがどうにもこうにも。1970年前後生まれで、「亜美」と言われて「くりいむレモン」を連想しないやつがいたとしたら、そっちのほうが間違っている。