美少女と天然少女

のだめカンタービレ』を読み返す。

「オタク青年は、自分を全面的に受け入れてくれる無垢の美少女に救済されることを夢想している」と言われることが多いが、対してサブカル青年は、自分がいなければどうにもならない「天然」の少女を救済することを夢想しているのではないか。少なくともオレには上のような傾向があり、だからこそ、「のだめ」のような少女に憧れてしまうのだ。前者と後者ではどちらのほうがより女性差別的であるかは言うまでもない。
それからNHKの「きょうの料理」のテーマと「ペトルーシュカからの三楽章」の第一楽章は、たしかに似ている(第9巻参照)。「きょうの料理」が「たららん、たららん、たんたんたーん」で、「ペトルーシュカ」が「たらら、たららら、たったったー」。しかしこれでは、何の説明にもなっていない。