敗戦/終戦
果たして「敗戦」だったのか、「終戦」だったのかはともかくとして、いまの日本の国民の祝日で「記念日」と銘打たれたれているのは、「建国記念の日」(「建国記念日」は俗称のようだ)と「憲法記念日」しかない。政治的な意味合いでは正反対にあると言ってもいい「建国」と「憲法」、そして政治的な意味合いについて議論が尽きることがない「終戦(敗戦)」がいずれも「記念日」とされているのは、それなりに興味深い。
ちなみに生きていれば今年で71歳になるオレの父親は、やはり太平洋戦争が終わった瞬間、「やれやれ、ようやく終わってくれた」と感じたそうです、id:kaerudayoさん。父親(1933年生まれ)も母親(1940年生まれ)も社会党的、朝日新聞的なものを一貫して支持してきた点では変わりがないのだけど、父親のほうが「戦後民主主義」に対して、どこか醒めた目を持っていたのも附言しておきます。