いつもはそんなに熱心に観ているわけではない『この夏は忘れない』だが、今日はジャマイカが舞台だったので、真面目に見入ってしまう。レゲエが基本的には「ディスク文化」であることを確認したり。あとはみんなが当たり前のように葉っぱを吸っていることに…

ご講評たまわり、ありがとうございます。あの本に関しては、 例文に出てくる固有名詞で、個人的な趣味を炸裂させているぞ！ 近藤さんへのインタビューが、短いながらも充実しているぞ！ が最大の売りだと思っていたのに、その辺を面白がってくれるひとが意外…

友人の結婚式二次会があるので、吉祥寺BAR DROPへ。吉祥寺の北口はほどよく田舎めいた匂いを漂わせており、この街が「三多摩県の県庁所在地」であることを再確認させられる（オレが勝手に命名しているだけだが）。 フロイドと夜桜のなかのひとの子供が猛烈に…

昨日、呑みすぎたせいか、胃が気持ち悪い。そうでなくても最近、脂っこいものを食べると、嘔吐しそうになることが多い。もうおじさんなのだよ、オレは。自覚しなければ。

http://www.bcomp.metro-u.ac.jp/~jok/kiki-m.html#non-fromFrance 笑いごとではないが、笑ってしまったではないか。クリステヴァやジャン＝リュック・ナンシーやジャック・ラングにディスられる芥川賞作家、石原慎太郎。フランスにおける注目度の高さという…

『アマゾンで得するショッピング生活』刊行（って、まだ店頭に並んでいないけど）、おめでとうございます。お疲れさまです。相変わらず前書きがいい感じですな。 それにしても、ネットがきっかけで10年近く前にたまたま知り合ったひとが、いまでは仕事上のパ…

旧友の引越しパーティーがあったので、19:00に四谷三丁目方面へ出掛ける。某社が目黒に引っ越してから、すっかり行く機会がなくなったのだが、懐かしい街だ。知っているひとがいっぱい参加しているのかと思いきや、官僚になってしまった（と書くと、本人が怒…

「はてなダイアリーが選ぶ小倉百人一首百選」というクラブはどうだろうか。最初から100人しか参加しようがないのだから、誰からも「閉鎖的だ」とは言われまい。コメント欄で「乗った！」と投稿するひとがいれば、本当に作る、かも、しれ、ない。でも面倒にな…

日本選手は藥がお好き 賣れっ子は睡眠劑 大らかな時代だったのだなあ。いまのオリンピックでは、向精神薬もドーピングの対象になるようだけど。いや、金メダルのためなら向精神薬を使ったほうがよいと主張したいのではない。いまどきの翼賛的で清潔ぶったオ…

「バルトリ」や「サリエリ」*1といったキーワードが登録・更新された瞬間に、「リンク不要」票を投じられてしまうのは、いったいなぜか。登録したユーザーに個人的な怨恨でもあるのか、あるいは「はてなからクラシック音楽関係のキーワードを追放する会」と…

それにしてもサルトルは、揺れ幅の大きなひとだ。何か政治的に大きな事件が起こると、そのたびに動揺し、自分の思想的な立場をどんどん変えていく。これを「軽薄」「定見がない」と冷笑するひともいるかもしれないが、オレはむしろ誠実さと受け止めたい。 具…

社会科の教師には、印象深い人物が少なくなかった。岡林乾市という世界史の教師は、授業の最初の日に黒板に「実存主義」という文字を書き付け、それを簡単に説明したあとで、もはやヨーロッパではこの考え方に疑問が出てきていると付け加えた。そしてついさ…

ちなみに今日の日記の小見出しは、「貧乏人大反乱集団」のトップページから引用したものです。

吉野朔実『period』第1巻（小学館）[amazon]。暗い、切ない、救いがないの三重苦漫画。ある時期を境にして吉野朔実は、執拗といってもいいぐらいにチャイルド・アビューズを描くようになったが、個人的な動機でもあるのだろうか。 それからこのひとは、いま…

輸入盤CD規制反対大暴動in新宿 id:shinimai:20040604#p1より。政治的な意志の表明手段として、デモは有効なのかどうかといった議論とは関係なく、ここまで突き抜けた面白さがあると、応援したくもなるではないか。最後の集合場所が柏木公園なのも楽しい。 ま…

練馬区*1では夏場は18:00、冬場は17:00になると、ノスタルジックな音楽（いわゆる「癒し系」ではないことが、せめてもの救いか）とともに「よい子のみなさん、○時になりました。おうちに帰りましょう。（中略）明日もまた、素晴らしい1日でありますように」…

新しい仕事のための新規フォルダを作成し、机の上に参考資料を積み上げると、「おお、やるのだ」と気分が高揚する。今月はいつもの連載仕事を除けば、この仕事にかかりきりになるつもり。というか、かかりきりにならないと、確実に締め切りに間に合わない。

『図解雑学 サルトル』の版元がナツメ社だと知り、同社の公式サイトにアクセスする。パソコン関係の老舗のお堅い出版社という印象があったのだが、いまではまったく出版傾向が変わっているのね。

アマゾンで購入。 永野潤『図解雑学 サルトル』（ナツメ社）[amazon] ジャン＝ポール・サルトル『ユダヤ人』（岩波新書）[amazon] もちろんこれらの本を買おうと思ったのは、ひとえに猿虎日記の過去ログを読んだためである。 オレが大学に入り、思想や哲学に…

「小学生殺人」とか「加害者の本名」とか「残虐写真」といった殺伐としたキーワードで検索するのはやめてください。こちらの心まで荒んでしまいます。ここは「加害者の本名」をインターネットで血眼になって探しているようなひとを、心底から軽蔑する中年男…

近所の居酒屋で20歳ぐらいの女の子が、「みんな、『安保』のことを『アンポ』って発音するけど、あれは『アンボ』が正しいよねー」と言っているのを聞いて、ずっこけそうになる。お、お嬢さん、そ、それはさすがに……。 前にも書いたが、オレは単純な言い間違…

続けざまに「嵐を呼ぶ男」[amazon]を観たのだが、「貧困層に生まれ育った粗暴な青年が、音楽的才能だけを武器にして社会的成功や人間的成長を獲得する」という「8 Mile」とまったく同じパターンの話だったので笑った。もちろん映画の内容ではなく、そうとは…

「8 Mile」[amazon]を観る。普通に楽しめる青春映画。エミネムが「いいひと」すぎる嫌いがなくもないのだが、エミネムを魅力的に描くための映画なのだから、そこに文句をつけても仕方がない。またどこまで実態を反映しているのかは判らないが、ホワイト・ト…