2003-05-01から1ヶ月間の記事一覧

それから落語だよな

本日の

体重、55kg。体脂肪率、14%。

狩野と春野

液晶モニタのすぐ後ろで喧嘩するのはやめれ。仕事ができん。 しかし猫同士の喧嘩には迫力があるね。人間対人間の本気のバトルにお目にかかる機会が滅多ない現代日本の映像作家は、猫を飼うといいのではないか。間合いの取りかたや相手の攻撃のかわしかたなど…

人文系

人文系のアカデミシャンの研究内容は、傍目からは意味不明のことが少なくない。だからこそわれわれは「あのひとたちはものすごい叡智を秘めているのではないか」という過剰な期待感を抱いてしまいがちだ。で、自分が望んでいる答えが得られないと、「あいつ…

解散式

「解散式」を観る。鶴田浩二と丹波哲郎が石油コンビナートを背景に果し合いをするシーンが局所的に有名な、1967年公開の深作欣二監督作品。高度経済成長期のおこぼれにあずかって「うまいことやってる」元やくざと、そうした時代の変化についていけない(い…

ナイトメア

掲載誌が届いたら、自分が書いたはずの原稿が他人の原稿に差し替えられていたり、もう校了したはずの単行本の書き直しを命じられたりと、ろくな夢を見ない。設定になまじ現実感があるので、目が醒めてからも「ひょっとしたら本当のことなんじゃないのか」と…

どういう組み合わせじゃ

三島由紀夫賞に舞城王太郎氏 山本周五郎賞に京極夏彦氏(水筒日記より) ところで泉鏡花賞をもらったのは『嗤う伊右衛門』だったよね、なっち。「時代小説を書くと『権威ある』文学賞がもらえる」という図式はどうにかならんものか。次はオンモラギで直木賞…

うまいことやれない

本日の

体重、55.2kg。体脂肪率、14.5%。

コノテーション

「仁義なき戦い」[amazon]。「広島死闘篇」と「代理戦争」のあとでようやくシリーズ第1作を観たわけで、われながら順番がおかしい気がする。ひとつひとつの科白がさまざまなコノテーションに満ちており、ちょっと気を緩めているとすぐにストーリーを追えなく…

リクエストにお応えして

お猫さまのお写真をお送りします。 このアングルでは判りづらいが、じつはとんでもない下半身デブである春野。本人は身軽なつもりでいるらしく、平気でぴょんぴょん飛び跳ねる。着地のたびにバランスを崩して、平積みにしていた本やCDがガラガラガラ…… 春野…

「写真がデカすぎる」とは誰にも言わせない

本日の

体重、55kg。体脂肪率、14.5%。

狩野と春野

同じ猫でも、うんこにはそれぞれ個性の違いがあることを知る。春野のは薄茶色でパチンコ玉のように丸くて、狩野は焦茶色で花林糖のように細長い。体型や体毛の特徴が排泄物の形状にも反映されているのではあるまいか(奇説にすらなりゃしない)。 ちなみに言…

衝動少女

『少女、ギターを弾く』第2巻[amazon]を読む。優等生がロックンロールとセックスを通じて自己を解放していくパターンはありがちではあるが、絵柄の魅力もあってぐいぐい読ませる。作者がロックの快楽をちゃんと知っているのも、高評価につながっているのだろ…

歴史

とあるウェブ日記を何となく読み返していて、自分の日本史に関する知識に相当な偏りがあることを思い知らされる。昨日まで読んでいた『天動説(一)』に出てくる河内山宗俊って、実在の人物だったのか。てっきり架空のキャラクターだと思って読んでいたよ。 …

万全のセキュリティー

『自由を考える』[amazon]を読みながら考えたことを、以下にメモ。 われわれは本屋にいて、ついうっかり立ち読みしていた雑誌を持って帰ろうとすることがある。あるいは満員電車に乗っていて、ついうっかり女性に下半身を押し付けてしまうこともある。はたま…

他力本願で酔っぱらうのは気分がいいか?

本日の

体重、55kg。体脂肪率、13.5%。

狩野と春野

は、だんだん「トムとジェリー」みたいな様相を呈しつつある。どっちも猫なんだけどね。春野の生活態度がだんだん狩野に近づいているのが、可愛らしいやら可笑しいやら何やら。

読書

山田正紀『天動説(一)』(カドカワノベルズ)読了。このひとは本当に娯楽小説の骨法を知っている。旧作のほとんどが新古書店でしか手に入らないいまの状況は絶対におかしい。理不尽だ。許せん。がるるるる。

いつの間にかほとんど観ているよ

「踊る大捜査線 THE MOVIE」[amazon]を観る。あくまでも日本人の生活実感に見合った、ほどよく矮小なスケール感で物語が展開されるのが、このシリーズのよさだと個人的には思っている。劇場版である本作も、基本的には同じスケール感を踏襲している。だから…

日常

代々木で著者校正と打ち合わせ。 それから宿主の会社の同僚のみなさんと西新宿五丁目で軽く呑む。

小泉レクター

その後の仁義なき戦い

昨日に較べれば狩野も春野もおたがいの存在を認めて、付かず離れずの距離を保ちながら共生していこうという気配が感じられる。デタント。これからもよろしくやってくれたまえ。

スガ

野暮用で荻窪へ。ついでにブックオフやルミネをぶらぶら。ルミネの新星堂でスガシカオ「SMILE」 [amazon] を買う。歌詞が相変わらず変態で情けない。ぼくがそんな君のシャツをよごしてしまったらエリやムネに汚いものをこぼしてしまったらすこし黄色い ドロ…

少し黄色いドロのような色

本日の

体重、55.2kg。体脂肪率、14.5%。

ボブ・ディランがやって来た

NHKアーカイブスの「ボブ・ディランがやって来た」を観る。芥川賞を受賞して間もないころの村上龍が、ボブ・ディラン初来日をめぐる各界著名人の反応を探っていくルポルタージュ。つかこうへいやら泉谷しげるやら岡林信康やら秋田明大やら(もっと大物も登場…

仁義なき戦い 練馬血闘編

本日よりうちに新しいお猫さまがお住まいになることになる。宿主の知り合いのHさん宅にいつの間にか上がりこんできた野良猫を譲り受けることになった次第。なかなかに百鬼園先生めいたシチュエーションである。このためだけにわざわざ群馬から上京してくださ…