馬鹿猫の想ひ出

本日は猫とハイテクについて書いたので、思い出話をひとつ。リアルタイムで書いたかもしれないが。いまから5年くらい前になるが雑誌に載せる短い文章を書いていて一休みしたところ、馬鹿猫が"Delete"キーを押した。ごみ箱に何かが入っていると、「ごみ箱を空にする」を条件反射的に右クリックで選択するのが癖になっているので、あわや原稿を消去してしまうところであった。そのときはさすがに気付いたが。
「猫がキーボードの上を歩いたせいで、原稿が消去した」というのはワープロやパソコンが普及してから遅筆の作家の言い訳の常套句になっているが、本当にそういうことがあるのである。恐ろしい。
といったことをもっとユーモラスな文体で書いて、ついでに馬鹿猫の写真を毎日のようにアップロードすれば、「人気ブロガー」とやらの仲間入りできるかもしれない。しかし大して気が進まないことをやって人気者になったところで、楽しくも何ともない。