センス

練馬駅前で編集のTさんと待ち合わせ、『[はてな]ではじめるブログ生活』の見本をいただく。

この日記のテキトーなCSSや、この日記のテキトーな小見出しをご覧いただければ判るように、オレにはデザインセンスやネーミングセンスが根本的に欠落しており、自分の著作のタイトルや装丁は担当編集のひとに「おまかせ」にしている。そのわりには(あるいはそれだからこそ?)、「これはちょっとなあ」というタイトルが付けられたことや、「これはどうかなあ」というデザインが提示された経験はまったくない。今回もいかにも「はてな」らしい、柔らかな雰囲気に仕上がっていて、非常に満足する。

あとは売れるかどうかが問題になるわけだが、まったく同じテーマを扱った、ちょっとずつ編集方針の異なる書籍が複数の出版社から立て続けに刊行されるのは、正のフィードバックを生むのではないだろうか。これからは「競合書」ではなく、「共存書」と呼んでいきたい。