トラックバックをたどって知った記事。半年以上前に書かれたテクストにいまさら言及するのも恥ずかしい振る舞いだが、オタクはもともとは男性のものだったのに、いまでは女性が進出していてよろしくない、といった内容。いろいろな意味で突っ込みがいがある…

ライターや評論家としてそれなりに名の知られたひとのなかには、自分では個人サイトやブログを作らず、その代わりにネット上のいろいろなところ*1で発言を繰り返すひとがいる。少し前からこの現象を不思議に思っていたのだが、mixiで話を振ったところ、「プ…

いつの間にか日記のタイトルが正しく表示されるようになっていた。ありがとう、id:hatenadiary。

『世界の終わりの魔法使い』（ISBN:4309728464）の感想を書こうと思うが、うまくまとまらない。id:kanose:20050225#kumoとid:kanose:20050225#moteshinkaiを読んで、西島大介の評価のされかたは新海誠にちょっと似ているかもな、と思う*1。地方都市が舞台、…

「新日曜美術館」を見る。展示内容や趣旨は『おたく：人格＝空間＝都市』（ISBN:4344008979）ですでに知っていたので、特に目新しい発見はなかった。大嶋優木がおちまさととつんくを足して二で割ったような顔をしているのは意外だったが。もう少し真面目そう…

大人は判ってくれない―野火ノビタ批評集成作者: 野火ノビタ出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2003/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 40回この商品を含むブログ (61件) を見るやおいに言及する男性は西村マリ『アニパロとヤオイ』（ISBN:4872336437…

世界の終わりの魔法使い (九龍COMICS)作者: 西島大介出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/02/19メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 81回この商品を含むブログ (192件) を見るまだうまく消化し切れていないので、もっともらしいことは言えそうにない…

嗤う日本の「ナショナリズム」 (NHKブックス)作者: 北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2005/02/24メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 6人 クリック: 202回この商品を含むブログ (326件) を見る読了。1980年代以降のお笑い番組は「アイロニカルな…

一昨日書いた法の完全実行というテクストに対して、「それは法律の問題じゃなくて、道徳の問題じゃないか」という反論がいくつか寄せられたのですが、オレは「法」を具体的な法律ではなく、ある種の抑止力を持った規範一般を指すために用いました。「法（ほ…

http://book.asahi.com/topics/index.php?c_id=168 見出しだけで何となく見当が付くかもしれないが、蓮實重彦へのインタビュー。シャラポワが云々あたりは、インターネットが普及することによって、いわゆる「大新聞」までもがタブロイド紙化しつつある現状…

北田暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』（ISBN:4140910240）。 著者みずからが「ビクリ」と語っている帯の惹句に、とりあえず反応してみたり。JJよりも時期が早ければ、さらに話題になったに違いあるまい。

増田聡／谷口文和『音楽未来形』（ISBN:4896918991）読了。マス、タニ両氏とはこの種の問題をめぐって、すでにネット上や対面で議論してきたこともあり（まあ、こっちが一方的に拝聴してきただけなのだが）、さらりと読めた。といっても「『音楽とデジタル』…

日記のタイトルで、 「pêle-mêle」と数値文字を入力すると、文字化けしてしまう。入力した文字が「pêle-mêle」とならず、そのままブラウザに表示されるのだから、正確には適切に文字化けしなくて困っているのだが。 なお入力画面（クラシックモー…

isedの議事録で、法の完全実行がいつの間にかキーワードになっていた。 いまの社会は「ちょっとした悪事」に対して不寛容になりつつある。歌詞を盗作した歌手や子供のころの万引きを告白したタレントに対する激しいハラスメント*1が、それを象徴しているだろ…

メインのブログとは別にサブのブログを作ることになった知り合いから、どんなことを書いたらいいのか相談され、「クリッピング系のニュースサイトでもやってみたら？」と答えたところ、「社会には関心がないので、そういうものを作るつもりはない」と返され…

ISBN:4910021780453:detail 最後の「お宝ゲッターマニュアル」という章を担当。

音楽未来形―デジタル時代の音楽文化のゆくえ作者: 増田聡,谷口文和出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2005/02メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 493回この商品を含むブログ (106件) を見るまだ第1章までしか呼んでいないが、津田大介『だれが「音楽」を殺す…

マンガ原稿料はなぜ安いのか?―竹熊漫談作者: 竹熊健太郎出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2004/02/01メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 2人 クリック: 82回この商品を含むブログ (47件) を見る帯には「爆笑エッセイ」とあるが、トキワ荘や中上…

id:from106:20050221#p1。えーとオレは、「ブログは無力だ」と指摘したいために、あの文章を書いたわけではありません。ただ時評系のブログばかりが注目され、その一方で「眞鍋かをりのここだけの話」のようなエンターテインメント性の高いものが人気を博し…

セリー主義アーティスト: オムニバス(クラシック),ウィーン・ジュネス合唱団,ブーレーズ,ノーノ,シュトックハウゼン,アバド(クラウディオ),ポリーニ(マウリチオ),アンサンブル・アントン・ベーベルン,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,ウィーン・フィルハ…

1限めはやる気の民法 2 (ビーボーイコミックス)作者: よしながふみ出版社/メーカー: ビブロス発売日: 2002/03/10メディア: コミック クリック: 10回この商品を含むブログ (29件) を見るこれまで読んだ作品から、「よしながふみはセックス描写がおとなしめ」…

3万円ではじめるネット株作者: ノマディック出版社/メーカー: ディーアート発売日: 2005/01/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 20回この商品を含むブログ (50件) を見るふだんから付き合いのある版元から献本された本。とりあえず面白そうなくだりをつ…